アライグマを見つけたら、決して自分で対処しようとせず、適切な行動を取ることが重要です。
近年、日本全国でアライグマの目撃情報が増加しており、住宅街や農村部で深刻な被害が発生しています。可愛らしい見た目とは裏腹に、アライグマは攻撃性が高く、感染症のリスクもある危険な害獣です。
本記事では、アライグマを発見した際の正しい対処法と、専門業者に相談すべき理由について詳しく解説します。
アライグマを見つけたら絶対にしてはいけないこと
アライグマを発見した際、まず知っておくべきは「してはいけないこと」です。誤った対応は、自身の安全を脅かすだけでなく、被害を拡大させる原因となります。
むやみに近づかない・触らない
アライグマは見た目が可愛らしく、つい近づきたくなるかもしれません。しかし、野生のアライグマは警戒心が強く、追い詰められると激しく攻撃してくる動物です。特に春から夏にかけての繁殖期や子育て中は、より攻撃的になる傾向があります。
アライグマは鋭い爪と牙を持ち、噛む力も強いため、襲われると大けがをする可能性があります。また、狂犬病、アライグマ回虫症、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など、人に感染する病原菌やウイルスを保有している可能性も高いのです。万が一噛まれたり引っかかれたりした場合は、すぐに傷口を洗浄し、医療機関を受診してください。
エサを与えない
野生動物にエサを与える行為は、どんな場合でも厳禁です。アライグマは雑食性で、果物や昆虫、人間の残飯やペットフードにも興味を示します。一度人間の食べ物の味を覚えると、食べ物を求めて民家の庭やゴミ捨て場に頻繁に現れるようになり、被害が拡大します。
エサを与えるとアライグマが人間に慣れてしまい、警戒心がなくなります。その結果、より近距離で接触する機会が増え、噛まれたり引っかかれたりするリスクが高まります。また、エサを求めて近づいてくることで、近隣住民への被害も広がる可能性があります。
自分で捕獲しようとしない
アライグマは特定外来生物に指定されており、個人が無許可で捕獲・飼育・運搬することは外来生物法で禁止されています。違反した場合、最大3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される可能性があります。
また、捕獲には鳥獣保護管理法に基づく自治体の許可も必要です。これに違反すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象となります。安易に捕まえようとすると、怪我をするだけでなく、法的な問題にも発展しかねません。捕獲が必要な場合は、必ず自治体や害獣駆除業者に相談してください。
アライグマを見つけたときの正しい対処法
アライグマを発見したら、落ち着いて適切な行動を取ることが大切です。発見場所によって、取るべき対応が異なります。
敷地外で見かけた場合の対応
公道や公園など、敷地外でアライグマを見かけた場合は、まず自分と周囲の安全を確保しましょう。刺激せず、静かにその場から距離を取ってください。大声を出したり走って逃げたりすると、アライグマが驚いて予測不能な行動を取る可能性があります。
安全を確保したら、市役所・区役所などの役場に連絡しましょう。危険性が低い場合は役場が対応してくれますが、ケガや事故が予測される緊急性の高い状況では、警察に通報することも検討してください。実際、2018年10月には東京都港区赤坂にアライグマが出現し、警察と消防が出動して捕獲した事例もあります。
また、神奈川県など一部の自治体では、環境省が運営する「いきものログ」などのウェブサイトで目撃情報を投稿するシステムを設けています。目撃情報は、効果的な防除対策を立てるための重要なデータとなります。
敷地内で見つけた場合の対応
自宅の庭や屋根裏、倉庫など、敷地内でアライグマを見つけた場合は、より迅速な対応が必要です。放置すると住み着かれる可能性が高く、被害が拡大してしまいます。
敷地内で発見した場合は、役場か害獣駆除業者に相談するのがおすすめです。役場に相談すると、地元の害獣駆除業者を紹介してくれることが多いです。ただし、役場が紹介する業者は選べないため、「安い業者がよい」「夜間早朝でも対応してくれるところがよい」などの希望がある場合は、自分で害獣駆除業者を探すのが確実です。
警察に連絡しても、危害防止の必要最低限の措置はしてくれますが、建物の清掃や再発防止工事は基本的に家主が行う必要があります。アライグマは捕まえて終わりではなく、環境を変えないとまた被害にあう可能性があるため、根本的な解決には専門業者の対応が必要です。
アライグマの特徴と見分け方
アライグマかどうか判断に迷う場合は、以下の特徴を確認してください。
アライグマは体長が約41~60cm、尻尾の長さが約20~41cmで、体重は4~10kg程度です。最大の特徴は、尻尾に目立つ縞模様があること、そして両目の周りの黒い模様がつながっており、まるで仮面をつけたような顔をしていることです。
よく間違えられる動物として、タヌキやハクビシンがいます。ハクビシンは額から鼻先にかけて白く長い縦模様が入っているのが特徴で、尻尾には縞模様がありません。タヌキは尻尾が短く、全体的に丸みを帯びた体型をしています。
アライグマは夜行性で、主に夜間に活動します。昼間に見かけることもありますが、基本的には夜に活発になります。雑食性で何でも食べ、手先が器用で学習能力も高いため、スイカに小さな穴を開けて中身だけ食べるなど、特徴的な食害形態がみられます。
アライグマによる被害の実態
アライグマを放置すると、さまざまな被害が発生します。被害の内容を理解することで、早期対応の重要性が分かるでしょう。
農業被害
アライグマは雑食性のため、さまざまな農作物が被害にあいます。スイカ、トウモロコシ、イチゴ、ミカン、ブドウ、ナシ、カキなどの果物や野菜を食べ荒らします。手が器用なので、スイカの皮に小さな穴を開けて中身だけ食べたり、トウモロコシの皮をむいて食べたりと、アライグマに特徴的な食害形態がみられます。
2012年度の統計では、全国で約3億4千万円の農業被害が発生しており、特に近畿地方では約1億6千万円の被害が報告されています。その他にも、ニワトリを食べる畜産業被害や、養魚場で魚を食べる漁業被害も発生しています。
家屋への被害
アライグマは人家の屋根裏や納屋、床下などを寝ぐらとして住み着くことがあり、騒音や糞尿による汚染の被害が発生します。鎌倉や京都では、神社仏閣などの重要文化財に住みついて汚したり、引っかき傷をつけたりする被害も報告されています。
長期間にわたってアライグマが屋根裏に住み着くと、フンや尿が大量に蓄積され、悪臭や衛生問題が発生します。また、アライグマの重みで天井の木材がたわみ、建物の構造に影響を与えることもあります。糞尿で天井の張り替えが必要になるなど、修繕費用が高額になるケースも少なくありません。
生態系への影響
アライグマによる在来生物への影響も深刻です。サンショウウオ類やアカガエル類、ニホンイシガメなどの水生動物の捕食、鳥類の営巣地への侵入、樹洞の利用による在来種との生息環境の競合などが報告されています。
北海道ではアライグマの天敵となる生物がいないことから、個体数の増加とさらなる被害の拡大が懸念されています。日本の生態系においてアライグマは本来存在しない動物であり、その存在が生物多様性を脅かしているのです。
感染症のリスク
アライグマは人に感染する可能性がある病原体を複数保有しています。最も危険なのが狂犬病で、有効な治療法は確立されておらず、感染するとほぼ100%の確率で死に至ります。狂犬病ウイルスを持つアライグマに噛まれたり引っかかれたりした傷口から感染します。
アライグマ回虫は、アライグマの小腸に寄生する寄生虫で、フンに紛れて外界に排出されます。人体に寄生すると、致死的な中枢神経障害を引き起こすことがあります。原産地である北アメリカでは大人のアライグマの70%に寄生していると言われています。日本ではまだ野生のアライグマから発見された事例は報告されていませんが、観光施設でウサギ群から発見された事例があり、注意が必要です。
その他にも、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、サルモネラ菌など、様々な病原体を持っている可能性があります。そのため、アライグマのフンには絶対に近づかないようにしましょう。
専門業者に依頼すべき理由
アライグマの駆除は、専門業者に依頼することを強くおすすめします。その理由を詳しく解説します。
法律に基づいた適切な対応
前述のとおり、アライグマは特定外来生物に指定されており、無許可での捕獲・飼育・運搬は外来生物法で禁止されています。また、捕獲には鳥獣保護管理法に基づく自治体の許可も必要です。
専門の害獣駆除業者は、これらの法律に基づいた許可を得ており、合法的に捕獲・駆除を行うことができます。現地調査から捕獲、清掃、侵入経路の特定と封鎖、再侵入防止策の提案まで一貫して対応してもらえるため、安心して任せることができます。
再発防止まで含めた総合的な対策
アライグマは非常に執念深い性質を持ち、一度気に入った場所には何度でもやってきます。単に追い出すだけでは、すぐに戻ってきてしまう可能性が高いのです。
専門業者は、アライグマの侵入経路を徹底的に調査し、すべての侵入口を封鎖します。アライグマは約6cmの穴があれば侵入できるため、素人では見落としがちな小さな隙間もプロの目でチェックします。壁や柱をトタンなどの素材で覆ったり、電気柵やネットで囲ったりと、現場の状況に応じた効果的な防除対策を実施してくれます。
また、多くの業者が再発保証を用意しており、保証期間内に被害が再発した場合は無料で対応してもらえます。保証期間は業者によって異なりますが、最長で10年の保証を設けている業者もあります。
衛生面の処理
アライグマが住み着いた場所には、大量の糞尿が残されています。これらには病原菌や寄生虫が含まれている可能性が高く、素人が処理するのは非常に危険です。
専門業者は、糞尿の清掃・消毒作業も行ってくれます。適切な防護具を着用し、専用の薬剤を使用して徹底的に清掃・消毒するため、衛生面でも安心です。天井裏など普段は目に付かない場所も、しっかりと清掃してもらえます。
安全性の確保
アライグマは攻撃性が高く、捕獲作業には危険が伴います。噛まれたり引っかかれたりすると、大けがをしたり感染症にかかったりする可能性があります。
専門業者は、適切な防護具と専門的な技術を持っているため、安全に作業を行うことができます。また、アライグマが子供を産んでいる場合など、通常よりも難易度が高いケースでも、経験豊富な業者であれば適切に対処してもらえます。
アライグマ駆除の費用相場
専門業者に依頼する際に気になるのが費用です。アライグマ駆除にかかる料金の相場について解説します。
作業内容別の費用相場
アライグマ駆除の費用は、被害の大きさや施工範囲の広さなどにより大きく異なります。一般的な費用相場は以下のとおりです。
調査・見積もりは、多くの業者が無料で行っています。被害状況を確認し、アライグマの数や侵入経路を特定するための作業です。ただし、一部の業者では調査費用が発生する場合もあるため、事前に確認しましょう。
捕獲・駆除作業の費用は、単体捕獲や部分的な対策であれば1万円~5万円程度、追い出し作業や侵入経路の封鎖、消毒などを含む一般的な駆除であれば5万円~15万円程度が相場です。複数個体の駆除や大規模な防除・修繕が必要な場合は、15万円~30万円以上かかることもあります。
トータルの費用相場としては、10万円~30万円程度を見込んでおくとよいでしょう。被害が深刻で天井の張り替えなどの大規模な修繕が必要な場合は、50万円以上かかるケースもあります。
費用が変動する要因
アライグマ駆除の費用は、以下の要因によって変動します。
被害の進行度が最も大きな要因です。被害が深刻なほど、駆除費用も高くなります。被害を確認してから日数が経過していれば、被害も大きくなり、料金も高くなると考えてください。早期に対応することで、費用を抑えることができます。
施工範囲の広さや侵入口の数も重要な要因です。封鎖が必要な侵入口の数が多いと、工数も増えます。また、高所での作業が必要な場合は足場代もかかります。
アライグマの個体数も費用に影響します。侵入しているアライグマに子どもが生まれている場合、子どものアライグマを追い出すための作業を別途行わなければならず、その分の作業工程が発生するため料金が上乗せされます。
作業場所の複雑さも費用を左右します。屋根裏や壁の中など、狭い場所に侵入されている場合は、特別な機材や技術が必要になるため、費用が高くなります。
費用を安く抑えるコツ
アライグマ駆除の費用をできるだけ安く抑えるためには、以下のポイントを押さえましょう。
まず、被害が深刻化する前に早めに依頼することです。被害が拡大してからでは、修繕費用も含めて高額になってしまいます。アライグマの存在に気づいた時点で、すぐに業者に相談しましょう。
次に、複数の業者から相見積もりを取ることです。相見積もりをすることを業者に伝えるだけで、料金を安く提案するようになる場合があります。複数業者の見積もりを比較検討し、料金・駆除方法・保証期間をそれぞれ確認しましょう。
現地調査や見積もりが無料の業者を選ぶことも重要です。調査で料金が発生する業者を選んでしまうと、すでに払ったお金を無駄にしたくないために、あまり良くない業者でも決めてしまうことがあります。
再発保証が付いている業者を選ぶことも、長期的に見れば費用を抑えることにつながります。万が一アライグマの被害が再発しても、保証のある業者なら無料で対応してもらえます。保証が付いていない業者に依頼した場合は、被害再発時にまた新たに依頼しなければならず、料金も最初と同じくらいかかってしまう可能性があります。
信頼できる駆除業者の選び方
アライグマ駆除を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。悪徳業者に引っかからないよう、以下のポイントを確認しましょう。
確認すべきポイント
見積もりが明確で詳細であることを確認してください。見積もりは必ず書面で受け取り、作業内容や使用する薬剤、スケジュールや総額などを細かく確認しましょう。料金が一般的な相場とかけ離れている業者や、見積もり内容が曖昧な業者は要注意です。
実績や口コミを確認することも大切です。公式サイトで駆除実績を写真付きで掲載している業者や、Google口コミ評価が高い業者は信頼性が高いと言えます。実際に利用した人の声を参考にしましょう。
現地調査を丁寧に行う業者を選びましょう。プロの駆除業者であれば、天井裏に実際に営業スタッフが登ったりして調査をします。調査せずに提出された見積書は信用しないようにしましょう。
保証内容を確認することも忘れずに。再発保証の有無や保証期間、保証の適用条件などを事前に確認しておきましょう。保証期間は業者によって異なりますが、3年~10年程度の保証を設けている業者が多いです。
悪徳業者の見分け方
アライグマ駆除業者の中には、残念ながら悪徳業者も存在します。以下のような業者には注意が必要です。
異常に安い料金を提示する業者は要注意です。「8,800円~」などの安い料金を表示していても、実際には「封鎖の箇所が増えた」「保証を付けるには追加料金が必要」などと言って、最終的に100万円以上請求されるケースもあります。あり得る追加の費用は必ず見積もり段階で確認しておきましょう。
しつこい営業をかけてくる業者も危険です。当初の説明では安い料金しか説明せず、契約書にサインを急かすように誘導する業者もいます。「家族と相談して返事する」と冷静に伝えてから比較検討するようにしましょう。
見積書に不審な項目がある業者も避けるべきです。例えば、「鉄筋足場」がある場合は要注意です。アライグマ駆除で鉄筋の足場を設置することはありません。また、消毒液や忌避剤が数十万円など高額な場合も疑いましょう。原料は安価なため、この項目が高額すぎることはありえません。
下請け業者に仕事を丸投げする業者も、価格の上乗せがある可能性があります。問い合わせから施工まで一貫して自社で対応している業者を選ぶことで、リーズナブルな費用と良質なサービスの提供を受けられます。
万が一、悪徳業者と契約してしまった場合でも、クーリングオフという手段があります。契約から一定期間内であれば、無条件で契約を解除できます。ハガキに解約の旨を記して発注業者に送りましょう。
おすすめの相談先
アライグマ駆除を依頼する際は、以下のような業者がおすすめです。
まず、現地調査・見積もりが無料の業者を選びましょう。相談しやすく、複数業者の比較もしやすくなります。
再発保証が充実している業者も安心です。最長10年の保証期間を設けている業者もあり、長期的な安心が得られます。
24時間365日対応している業者であれば、緊急時にも素早く対応してもらえます。早朝や深夜でも電話一本で駆けつけてくれる業者は心強い存在です。
自社施工を採用している業者は、問い合わせから施工、清掃・除菌作業に至るまで一貫して丁寧に対応しており、下請け業者に依頼することがないため、リーズナブルな費用感と良質なサービスの提供を両立しています。
業界団体に加盟している業者や、実績が豊富で口コミ評価が高い業者を選ぶことで、より安心して依頼することができます。
関東圏でおすすめのアライグマ駆除業者5選
関東圏でアライグマの駆除に対応してくれる業者5社を一覧形式でご紹介します。
おすすめ業者比較
| 項目 | ベスコンPro | ROY株式会社 | 害獣BUZZ | ||
|---|---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ||||
| 関東対応エリア | 関東1都6県 (東京、千葉、神奈川、埼玉、群馬、茨城、栃木) | 関東7都県 (東京、埼玉、千葉、神奈川、群馬、茨城、栃木) | 関東4都県 (埼玉、東京、千葉、神奈川) | 日本全国 (一部地域を除く) | 関東8都県 (東京、神奈川、埼玉、群馬、千葉、栃木、茨城、山梨) |
| 対応時間 | 24時間365日受付 | 24時間365日Web受付 ・電話 6~22時 | 電話 9-19時土日祝対応 ・メール対応 | 24時間365日Web受付 | 24時間電話受付 土日祝も営業 |
| 料金目安 | 通常20,000円〜 キャンペーン:8,000円〜 | シロアリ:1,100円/㎡〜 ネズミ駆除:4,500円〜 | 現地調査後に適正価格を提示(誇大広告なし) | 害虫駆除:3,800円〜 害獣駆除:9,680円〜 ネズミ駆除:14,080円〜 | 要見積もり (被害状況により変動) |
| 現地調査・見積もり | 無料 | 無料(写真撮影付き) | 無料 | 無料 | 無料(出張費も0円) |
| 追加料金 | なし(見積もり後) | なし(事前説明あり) | なし(明確な料金体系) | なし(明朗会計) | なし(見積もり後追加なし) |
| 再発保証 | 永年保証(業界初) | 最長5年保証・施工1年後に無料点検 | 最長10年の破損保証 (期間内は何度でも補修無料) | 最長10年 | 最長10年保証 |
| 公式サイト |
詳しくはこちら↓の記事にまとめています。ご参考にしてください!
まとめ
アライグマ 見つけたら、安易に近づいたり自分で対処しようとせず、適切な対応を取ることが重要です。アライグマは攻撃性が高く、感染症のリスクもある危険な害獣です。また、特定外来生物に指定されており、無許可での捕獲は法律で禁止されています。
敷地外で見かけた場合は役場や警察に連絡し、敷地内で発見した場合は専門の害獣駆除業者に相談することをおすすめします。専門業者であれば、法律に基づいた適切な対応、再発防止まで含めた総合的な対策、衛生面の処理、安全性の確保など、トータルでサポートしてもらえます。
駆除費用の相場は10万円~30万円程度ですが、被害が深刻化する前に早めに対応することで費用を抑えることができます。複数の業者から相見積もりを取り、現地調査・見積もりが無料で、再発保証が充実している信頼できる業者を選びましょう。
アライグマによる被害を放置すると、農業被害、家屋への被害、生態系への影響、感染症のリスクなど、さまざまな問題が発生します。被害が拡大する前に、専門業者に相談して適切な対策を講じることが、あなたと家族の安全、そして地域社会を守ることにつながります。





